世の中に 絶えて桜のなかりせば 春のこころは のどけからまし

この時期になると在原業平のこの歌を思い出します。
桜はただそこに『在る』だけなのにこんな風に詠まれるとは恐るべし魔性の花と言うべきか。

今日行って来たのは桜の時期だけ一般公開される寒地土木研究所という施設です。
昨日のエゾヤマザクラとはまた別のチシマザクラが200本ほど花を咲かせていているのですが。



こんな風に川の両岸に咲く姿はソメイヨシノのような豪華さはないですがとても可憐です。
小川のせせらぎを聞きながら桜を愛でるというのもなかなか風流ですしね。
新聞に載ったからか（私もそれで知りましたが）平日にも関わらず多くの花見客で賑わっていました。



そんなこんなで美しい桜の花を眺めながら誕生日を過ごせる北海道の春に感謝しつつ。
どうせならあと一日早ければ昴ヲタ的には最高なのになー、と思うのもこれで5度目なのかと思うと
時の流れをひしひしと感じました。
あ、昨日のケーキはスポンジまで桜色で美味しかったです。


以下は拍手のお返事になります

下にも書いているのですが頂いた拍手メッセージが文字化けするという事態が起こったので
お心当たりのある方は再度コメントを頂けると恐縮です…orz
化けやすいと言われる半角も機種異存文字も自分で試したら平気だったのになぁ…うーむ。